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世界最高額のDFは誰だ? サッカー選手DF市場価値ランキング6~10位。激烈プレーの南米産CBとは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

6位:チアゴ・シウバの後を継ぐ新主将

マルキーニョス
【写真:Getty Images】

DF:マルキーニョス(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1994年5月14日(26歳)
市場価値:7000万ユーロ(約84億円)
今季リーグ戦成績:11試合出場/1得点0アシスト

 コリンチャンスで頭角を現し、ローマ在籍を経て2013年にパリ・サンジェルマン(PSG)へやって来た。以降、主力としてプレーし続け、チームに多くの歓喜をもたらしている。昨季はクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を支えるなど、改めて存在感の大きさを示していた。

 身長183cmとセンターバックとしては小柄で圧倒的なフィジカルなどを誇っているわけではないが、この男はとにかく賢い。常に頭を働かせており、危険な場面で必ずと言っていいほど仕事を果たしてくれる。また、本職のCBだけでなく、ボランチでも一流のプレーを見せる点が大きな強みだ。

 同胞の先輩であるチアゴ・シウバが昨季限りでPSGを退団したことで、今季からはキャプテンを担っている。トーマス・トゥヘル監督は解任されてしまったが、「彼はチームのキャプテン。今後もそうあり続けるだろう」とマウリシオ・ポチェッティーノ新監督からも確かな信頼を寄せられている。

【了】

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