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世界最高額の守護神は誰だ? サッカー選手GK市場価値ランキング11~15位。危険プレー続きのバタバタ守護神とは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

12位:チェルシーの危機を救ったセネガル代表

エドゥアール・メンディ
【写真:Getty Images】

GK:エドゥアール・メンディ(セネガル代表/チェルシー)
生年月日:1992年3月1日(28歳)
市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/12失点(チェルシー)
今季リーグ戦成績:1試合出場/1失点(スタッド・レンヌ)

 失点に直結する大ポカを繰り返して信頼と自信を完全に失ったケパ・アリサバラガに代わる正GK候補として、今季開幕直後にスタッド・レンヌからチェルシーにやってきた。2m近い長身と高い身体能力を生かしたダイナミックなセービングを武器に、期待通りレギュラーポジションを確保している。

 チェルシーはメンディの出場していないリーグ戦4試合で9失点を喫していたが、メンディの出場した14試合では12失点と守備力が大幅に向上している。このセネガル代表守護神は1試合あたりの失点数が「1」を切っており、リーグ戦でのクリーンシートも出場数の半分にあたる7試合という好成績を残している。

 3シーズン前までフランス2部でプレーしていたGKは、今やプレミアリーグでも指折りの実力者として高い評価を受けるようになった。チェルシー加入直後は英語が話せないことも課題だったが、チームメイトのフランス代表DFクルト・ズマは「どこで身につけたのかわからないけれど、彼の英語はすでに素晴らしいレベルにある。もう僕が通訳する必要もなくなった」と絶賛。イングランドに渡ってほんの数ヶ月にもかかわらず、コミュニケーション面でも急成長を見せている。

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