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U-20スペイン代表最高額ベストイレブン。20歳以下から市場価値で選出、バルセロナの未来を照らし得る逸材が続々

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

ハンドロ・オレジャナ
【写真:Getty Images】

ハンドロ・オレジャナ(U-19スペイン代表/バルセロナB)
生年月日:2000年8月7日(20歳)
市場価値:200万ユーロ(約2億4000万円)
今季リーグ戦成績:10試合出場/0得点1アシスト

 2014年にエスパニョールからバルセロナへ加入すると、瞬く間にチームにフィット。2017年には約1年間プレーできなくなるほどの深刻な怪我を負うなど苦労を味わったが、そこから何とか這い上がり2019年にBチーム昇格を掴み取っている。評価は高く、トップで見たいという声も多いようだ。

 本職は中盤底。大柄な選手ではないが、運動量が抜群に豊富で粘り強さもあるため、相手から次々とボールを刈り取ることを可能とする。左右両足を遜色なく使い、味方を的確に生かす能力もピカイチだ。一方で自身のエリアを不用意に空けてしまうこともしばしば。インサイド起用が最適か?

ロベルト・ロペス
【写真:Getty Images】

ロベルト・ロペス(U-21スペイン代表/レアル・ソシエダ)
生年月日:2000年4月24日(20歳)
市場価値:800万ユーロ(約9億6000万円)
今季リーグ戦成績:12試合出場/2得点0アシスト

 レアル・ソシエダには将来有望な若手選手が数多く眠っているが、この男もその中の一人だ。2015年に同クラブの下部組織に入団すると、その後順調にステップアップ。2020/21シーズンからは正式にトップチーム昇格を果たしており、絶対的な主力ではないものの切り札として起用されている。

 基本ポジションはトップ下。幼い頃にフットサルをプレーしていた影響も大きいのだろう、足元のテクニックが秀逸で、「ずっと追い続けてきた」というダビド・シルバのように左足を駆使して攻撃のグレードを高めることができる。一方で改善点は「デュエルだ」と自身で分析している。

ペドリ
【写真:Getty Images】

ペドリ(U-21スペイン代表/バルセロナ)
生年月日:2002年11月25日(18歳)
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
20/21リーグ戦成績:18試合出場/2得点2アシスト

 ロナルド・クーマン監督率いるバルセロナでいま最も評価を高めているのが、18歳のMFだと言えるはずだ。ラス・パルマスから加入してまだ1年も経っていないことが信じられないくらいフィットしており、チームの顔となっている。アンス・ファティ同様、クラブの未来を明るく照らす存在だ。

 体と頭を働かせ続けて積極的にボールへ絡み、卓越したパススキルとテクニックを生かして攻撃のグレードを高める。本人の憧れはアンドレス・イニエスタだと言うが、まさに同選手とスタイルは似ている。また、エースであるリオネル・メッシとの相性も抜群。その実力は計り知れない。

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