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サッカー歴代移籍金ランキング1~5位。トップは誰? ネイマール? ムバッペ?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:居場所を掴めないブラジル代表戦士

フィリッペ・コウチーニョ
【写真:Getty Images】

MF:フィリッペ・コウチーニョ(ブラジル代表)
生年月日:1992年6月12日(28歳)
所属クラブ:リバプール→バルセロナ
移籍日:2018年1月8日(当時25歳)
移籍金:1億4500万ユーロ(約174億円)
初年度のリーグ戦成績:18試合出場/7得点6アシスト

 2013年に加入したリバプールでの輝きは確かなものがあった。攻撃陣の中心として多くの歓喜をチームにもたらし、クラブ年間最優秀選手に2度選出され、PFA(イングランド・プロサッカー協会)年間最優秀選手にも選ばれた実績を持っている。間違いなくワールドクラスの存在だった。

 しかし、2018年にバルセロナへ加入してからはリバプール時代の輝きが影を潜めるように。同クラブ史上最高額となる1億4500万ユーロ(約174億円)という移籍金でやって来ただけに期待は大きかったが、なかなかチームスタイルにフィットできず、批判の的となることも多かったのである。

 バイエルン・ミュンヘンへのレンタル期間を終えバルセロナに戻ってきた今季は序盤こそ出場機会に恵まれたものの、怪我の影響もあり継続性を欠いた。現在はペドリの台頭もあり、序列が下がってしまっている状況だ。オフェンスセンスは間違いないだけに、居場所を取り戻したいところだが…。

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