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酒井宏樹と長友佑都所属のマルセイユ、ファン大暴動で試合延期。25人が逮捕

text by 編集部 photo by Getty Images

マルセイユ
【写真:Getty Images】

 現地時間30日に開催を予定していたフランス1部リーグ第22節のマルセイユ対レンヌが延期となった。

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 原因は新型コロナウイルスではなく、マルセイユのウルトラスによる大規模なデモ。試合当日に練習場に押しかけた大勢のファンが暴れ、首脳陣や選手たちを罵倒し、発煙筒などを投げ込む事態に。警察官が出動し、25人が逮捕された。

 一部報道によると、DFアルバロ・ゴンサレスが殴られるなど、選手も直接的な被害を受けている。

 これにより、現地時間21時にキックオフ予定だったレンヌ戦は延期が決定した。

 マルセイユは同日、プレスリリースを発表。今回の襲撃を「到底容認することはできず、強く非難する」とした。「選手、スタッフ、警備員といった人の命を危険にさらし、盗難が起き、車両が燃えた。破壊願望のみにより、5本の木が燃え、クラブ内部の建物の損害は数十万ユーロにのぼる。こういった無責任な行為は、最大限の厳しさを持って非難しなければいけない。マルセイユには全ての証拠があり、すでに捜査員に全てを提示した」と記している。

【了】

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