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Jリーグ 3年前

J2移籍まとめ(4)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

小さなアタッカーが恩師の下へ

中川寛斗
【写真:Getty Images】

MF:中川寛斗(なかがわ・ひろと/背番号14)
生年月日:1994年11月3日(26歳)
2020リーグ戦成績:19試合出場/3得点0アシスト
所属クラブ:湘南ベルマーレ→京都サンガF.C.

 柏レイソルの下部組織で育ち、2013年にトップチームデビュー。湘南ベルマーレには2013年、翌2014年に期限付きで加入しており、柏復帰を経て2019年に完全移籍を掴み取っている。2019シーズンは怪我に悩んだが、昨季はリーグ戦19試合に出場。自己最多タイとなる3得点をマークしていた。

 運動量が抜群に豊富であり、前線からの守備をサボることがまったくない。身長155cmと世界的にはもちろん、Jリーグ内でもかなり小さな選手だが、大柄なDFの間をすり抜けていく俊敏性とテクニックを兼備しており、最終ライン背後へのランニングでも存在感を示すことを可能としている。

 小柄なアタッカーは契約満了に伴い2020シーズン限りで湘南を退団。新天地は恩師・曺貴裁監督率いる京都サンガF.C.に決まっている。京都では献身的なプレーはもちろんのこと、決定的な仕事もより多く果たしていきたいところ。松田天馬、武富孝介ら元湘南戦士と共にクラブを昇格へ導けるか。

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