冨安健洋
【写真:Getty Images】

 日本代表は30日に行われるカタールワールドカップアジア2次予選のモンゴル代表戦に向け、合宿を続けている。27日にはイタリア・セリエAのボローニャでプレーするDF冨安健洋がオンラインでの取材に応じた。

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 25日に日本代表が3-0で快勝した韓国代表戦の69分、冨安は相手のMFイ・ドンジュンにボールのないところで肘打ちを食らっていた。その時、口の中からの出血と前歯が欠けている様子が見えたものの、治療を受けてそのままピッチに戻り試合終了までピッチに立ち続けた。

 日韓戦から2日経った27日、本来は午前中にオンラインでの取材に対応するはずだった冨安だが、午後に予定を変更。日本サッカー協会からは「歯を診てもらっている」と明かされていた。

 画面の前に現れた冨安は、歯の状態を問われると「全然大丈夫です。応急処置はして、練習も試合も問題なくいけます」と述べつつ、「歯が折れていました」と明かした。

 そして「半分折れちゃったという感じですかね。完全には折れていないですけど。とりあえず応急処置をして、見た目は戻ったという感じです」と続ける。原因はやはり「肘打ち」を受けたことだ。

 日韓戦終了後、冨安は自身のインスタグラムを更新し、「相手選手からの肘打ちの件ですが試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています。もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています!」と発信していた。

 この投稿の真意について問われると、「相手選手の反応からしても、わざとじゃないなというのは実際感じていました」とイ・ドンジュンの行動に理解を示し、次のように続けた。

「僕も手を使って相手のFWをコントロールすることは意識してやっているところです。肘打ちされる前のシーンでスローインになっていたんですけど、手を使って相手を抑制するというか、うまくコントロールするために、“ちょっかい”という言い方はあれですけど、駆け引きのところで腕を使っていたので、たぶんそれを払おうとして、腕が僕の歯にたまたま当たっちゃったと僕は思っているので。試合が終わってすぐ(イ・ドンジュンから)『ゴメンね』というメッセージも来ましたし、別に気にはしていないですね。試合中にはあることだと思います」

 歯は折れたものの、「もともと痛くなかったので、見た目が戻ればいい」とも冨安は語っていた。なお、イ・ドンジュンの肘打ちは中継映像にも映っていたが、主審からイエローカードなどは出ていない。両者の関係にも問題はないうえ、歯が折れたことによるプレーへの影響もなさそうで一安心だ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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