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U-24スペイン代表が強すぎる! U-24日本代表は要警戒、A代表スタメンの約半数が五輪世代に

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

 7月に開幕する東京五輪に向け、各国は強化スケジュールをこなしている。U-24日本代表はU-24アルゼンチン代表を迎え、29日には第2戦が行われる。

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 大会直前にU-24日本代表と対戦することが発表されたU-24スペイン代表はU-21欧州選手権に参加している。24日にはU-21スロベニア代表に3-0で勝利、27日にはU-21イタリア代表と対戦して0-0で引き分けている。なお、チーム名にはU-21が冠してあるが、実際には東京五輪への出場資格を持つ、1997年1月1日以降に生まれた選手が召集されている。

 GKのアルバロ・フェルナンデスはウエスカで、センターバックのヒューゴ・ギラモンはバレンシアで活躍している。中盤にはレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ、左サイドにはヘタフェのマルク・ククレジャなど、ラ・リーガでも主力としてプレーする選手たちが起用されている。

 スロベニア戦ではゴンサロ・ビジャール、ハビ・プアド、フラン・ミランダが得点を決めている。この2試合でバルセロナのリキ・プッチが出場できないほどチームの層は厚く、ラ・リーガで結果を残していないとメンバーに入ることすら難しい状況だ。

 U-24日本代表が警戒すべきは彼らだけではない。この世代のトップランナーたちはすでにA代表でも活躍している。ギリシャ戦では4人、ジョージア戦では5人の東京五輪世代が先発メンバーに名を連ねた。ジョージア戦で挙げた2得点は、東京五輪世代のダニ・オルモとフェラン・トーレスが決めている。

 A代表の正GKを務めるウナイ・シモンも東京五輪世代の1人だ。ジョージア戦の18分では、CKのピンチでシュートストップを披露。この男が東京五輪にやってくるとしたら、U-24日本代表を含めた相手国にとっては大きな脅威になるだろう。

【了】

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