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日本代表、14得点は歴史上わずか2回目。唯一の前例は54年前の“15-0”

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

南野拓実
【写真:田中伸弥】

 日本代表は30日、カタールワールドカップ・アジア2次予選の試合でモンゴル代表と対戦し、14-0のスコアで勝利を飾った。14得点という数字は、日本代表の歴史上でも歴代単独2位となる数字だ。

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 これまでは格下相手の試合でも決定力不足を露呈し、「もっと取れた」という印象になることも少なくなかった日本代表。だが今回はチャンスの多くを得点に繋げ、後半アディショナルタイムだけで3点を加えるなど最後までペースが落ちることもなかった。

 過去のワールドカップ予選では1997年に2回記録された10得点が最多だったが、その数字も大幅に更新。予選以外を含めても、過去に一度だけ記録されている「15得点」の最多記録まであと1点に迫った。

 サッカーのデータ収集を手掛ける『RSSSF』などによれば、日本代表の歴代最多得点試合は、1967年9月27日に国立競技場で開催された1968年五輪予選のフィリピン代表戦。釜本邦茂氏のダブルハットトリック(6得点)などにより15-0というスコアだった。

 その他に二桁得点を記録した試合は10点が4回あったが、11点以上を記録した試合は前述のフィリピン戦のみだった。今回はそれに次ぐ歴代単独2位であり、過去半世紀以上で最多の得点数を記録した試合となった。

【了】

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