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伊東純也、モンゴル戦で2ゴール3アシストの大活躍!右サイドでは久保建英、堂安律よりも序列は上か…

text by 編集部

伊東純也
【写真:Getty Images】

【モンゴル 0-14 日本 カタールワールドカップ・アジア2次予選】

 カタールワールドカップ・アジア2次予選、モンゴル代表対日本代表が30日に行われた。試合は14-0で日本が勝利を収めた。右サイドで先発した伊東純也が2ゴール3アシストの活躍を見せた。

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 森保ジャパンにおいて右サイドのファーストチョイスは伊東なのかもしれない。格下のモンゴル相手に結果を残しただけでは序列を判断するのは難しいかもしれないが、クラブの活躍を見ても伊東をファーストチョイスと言っても不思議ではない。

 所属するヘンク(ベルギー1部)で伊東は今季、30試合出場10ゴール9アシストを記録。伊東は自身の持ち味であるスピードを活かし、多くのチャンスを演出。自らもゴールを決め、ヘンクでは不動のサイドアタッカーとなった。この調子を維持できれば、欧州5大リーグへのステップアップも可能だろう。

 今回の代表戦では冨安健洋がA代表の方に選出されたが、A代表常連組の久保建英と堂安律(負傷により離脱)がU-24日本代表に選出された。他ポジションでもプレーできるが、久保も堂安も伊東のライバルだ。

 久保はU-24アルゼンチン代表との第2戦で2アシストと活躍したが、A代表ではノーゴール。また、今季の前半戦でプレーしたビジャレアルと現在プレーするヘタフェでもゴールはなし。要所で好プレーを見せるも、結果を残しているとは言い難い。

 また、右サイドを務めていた堂安も怪我や伊東の台頭で森保ジャパンでは出場機会が減っている。2019年8月に移籍したPSVでは中々出場機会を得られず、昨年9月にブンデスリーガのアルミニア・ビーレフェルトへレンタル移籍。今季はリーグ戦26試合出場4得点3アシストを記録。クラブでは徐々に調子を取り戻しているものの、現段階では伊東の方が序列が上だろう。

 久保はスペイン、堂安はドイツ、伊東はベルギーとリーグ自体のレベルの違いはある。だがコンスタントに試合に出場し、その中で結果を残している伊東を森保一監督も評価している。現段階で伊東が日本代表の右サイドのファーストチョイスと言える。

 今後の活躍次第では序列が変わる可能性もある。また、同じポジションにこれだけの人材がいることは右サイドの層が厚いということ。日本代表の底上げ、レベルアップにのためにも、さらなる激しいポジション争いを繰り広げてもらいたい。

【了】

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