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元ジュビロ磐田のルクセンブルク代表が欧州で注目の存在に。「ロドリゲスとは誰だ?」

text by 編集部 photo by Getty Images

ロドリゲス
【写真:Getty Images】

 2019年に日本のジュビロ磐田でもプレーしたルクセンブルク代表MFジェルソン・ロドリゲスが、欧州の大舞台で注目を集める存在となった。先週から今週にかけて行われたカタールワールドカップ予選で、強豪相手に2試合連続ゴールを挙げている。

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 FIFAランキングでは98位に位置し、過去に一度もワールドカップやEURO本大会に出場したことはないルクセンブルク代表だが、今予選の初戦ではサプライズを引き起こした。ランキング42位のアイルランド代表とアウェイで対戦し、1-0の勝利をもぎ取ったのだ。

 殊勲の決勝ゴールを挙げたのは日本でのプレー経験もあるロドリゲス。相手陣内でのこぼれ球を拾うと、エリア手前の遠距離で相手選手に囲まれた状況から迷わず右足を振り抜き、ゴール左隅への鮮やかなシュートを突き刺した。

 さらに30日の試合では、ルクセンブルク代表はホームでポルトガル代表と対戦。この試合でもロドリゲスは前半30分にヘディングで先制点を挙げ、クリスティアーノ・ロナウドらを擁する欧州王者に冷や汗をかかせた。ポルトガル出身のロドリゲスにとっては母国相手のゴールでもあった。

 最終的にはC・ロナウドらのゴールによりポルトガルが逆転勝利を収めたが、この2試合連続ゴールでロドリゲスは一躍注目の存在となった。欧州予選公式ツイッターアカウントでも、改めてアイルランド戦のスーパーゴールを動画で紹介している。

 英メディア『HITC』も、「ジェルソン・ロドリゲスとは誰だ?」「流浪のストライカーが世界に衝撃」とロドリゲスを特集。磐田でのプレーも含めた経歴を紹介している。現在ロドリゲスはウクライナの強豪ディナモ・キエフに所属し、ルクセンブルクの選手として初のチャンピオンズリーグ本大会出場も果たしている。

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