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マンU指揮官、スーパーリーグ頓挫に満足「コンセプトが気に入らない」。オーナーとの信頼関係を強調

text by 編集部 photo by Getty Images

オーレ・グンナー・スールシャール
【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が23日、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想に触れた。英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。

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 ユナイテッドはスーパーリーグへの参加を表明したクラブの一つ。その後、すぐに撤退を表明したが、クラブのオーナー一家であるグレイザー・ファミリーにはファンが厳しく反発。22日には練習場などをファンが封鎖し、スールシャール監督らと話し合いの場がもたれた。

 スールシャール監督は前日の騒動について、「ファンが意見を言ってくれて、彼らの考えを聞けた。それはとてもうれしいことだ」とコメント。「奇妙な形でサッカーのピラミッドやコミュニティが一つにまとまることができた。それは大事なことだと思う」と、この一件のポジティブな側面に触れている。

 そして指揮官は「とにかくコンセプトが気に入らなかった。まずはスポーツの面に目を向けなければいけない。私はヨーロッパで戦う権利を手にしたいだけだ」と語り、スーパーリーグにはもちろん反対の立場をとっている。

 それでも「私はクラブやオーナーと良い関係を築いている。もちろん、話すのは建物の中でのことだが、彼らは私の意見に耳を傾けるし、マンチェスター・ユナイテッドを前進させるために取り組んでいる」とスールシャール監督。非難の的となっているオーナーたちを擁護した。

【了】

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