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【クロアチア代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。最年長35歳のモドリッチは4大会連続出場へ

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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デヤン・ロブレン【写真:Getty Images】



シメ・ヴルサリコ
生年月日:1992年1月10日(29歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード
20/21リーグ戦成績:9試合出場/0得点0アシスト
代表通算成績:47試合0得点8アシスト

右サイドバックとしてロシアワールドカップの準優勝に貢献したシメ・ヴルサリコだが、近年は怪我に泣かされている。19年3月、昨年5月と左足は2度の手術を経験。年末に復帰を果たしたが、アトレティコ・マドリードではキーラン・トリッピアーの後塵を拝し、なかなか出場機会に恵まれていない。3月には約2年半ぶりにクロアチア代表としてプレーしており、EUROを復活の足掛かりとしたいところだ。

デヤン・ロブレン
生年月日:1989年7月5日(31歳)
所属クラブ:ゼニト・サンクトペテルブルク
20/21リーグ戦成績:21試合出場/2得点0アシスト
代表通算成績:64試合出場/4得点0アシスト

リバプールでUEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグ優勝を経験したデヤン・ロブレン。今季からロシアのゼニト・サンクトペテルブルクでプレーし、リーグ優勝に貢献している。しかし、古傷である膝の靭帯を痛めてリーグ戦の終盤を欠場している。メンバー入りを果たしたが、EUROに間に合うかは現時点で不透明だ。

ドマゴイ・ヴィダ
生年月日:1989年4月29日(31歳)
所属クラブ:ベシクタシュ(トルコ)
20/21リーグ戦成績:34試合出場/5得点0アシスト
代表通算成績:86試合出場/4得点0アシスト

ドマゴイ・ヴィダは最年長DFとしてEUROに臨む。ロシアワールドカップでは準々決勝ロシア代表戦の延長戦でゴールを決めたように、ここぞという場面で頼りになるセンターバックだ。ロブレンとともに長きに渡って代表を支えてきたが、その相棒は負傷の影響で出場が危ぶまれており、フィリプ・ウレモビッチも負傷のため予備メンバーに回っている。この男にかかる期待はより大きくなるかもしれない。

ボルナ・バリシッチ
生年月日:1992年11月10日(28歳)
所属クラブ:レンジャーズ(スコットランド)
20/21リーグ戦成績:30試合出場/1得点7アシスト
代表通算成績:18試合出場/1得点2アシスト

左サイドバックはボルナ・バリシッチが中心になりそうだ。18/19シーズンからプレーするスコットランドの強豪レンジャーズでは、不動の左サイドバックとして活躍。無敗優勝を達成したリーグ戦では7アシストを記録している。UEFAヨーロッパリーグではPKキッカーを任され、リーグ戦では直接FKを決めた精度の高い左足に、相手チームは警戒することになるだろう。

ドウイェ・チャレタ=カー
生年月日:1996年9月17日(24歳)
所属クラブ:マルセイユ(フランス)
20/21リーグ戦成績:33試合出場/2得点1アシスト
代表通算成績:12試合出場/0得点1アシスト

在籍3年目を迎えたマルセイユでは日本代表の長友佑都や酒井宏樹と同僚で、今季はDF陣の中心としてシーズンを通して活躍した。16歳のときにクロアチアからオーストリアに渡り、ザルツブルクを経てマルセイユに移籍している。192cmの長身を活かした空中戦の強さが武器で、最終ラインにパワーを与える存在となるだろう。

ヨシプ・ユラノヴィッチ
生年月日:1995年8月16日(25歳)
所属クラブ:レギア・ワルシャワ(ポーランド)
20/21リーグ戦成績:26試合出場/1得点8アシスト
代表通算成績:7試合0得点1アシスト

ヨシプ・ユラノヴィッチは、昨夏からポーランドの強豪レギア・ワルシャワでプレーする右サイドバックだ。昨年以降は代表に定着している。クロアチア代表の中では173cmという身長は小柄だが、俊敏性を活かした攻め上がりで攻撃にアクセントを加える。

ドマゴイ・ブラダリッチ
生年月日:1999年12月10日(21歳)
所属クラブ:リール(フランス)
20/21リーグ戦成績:26試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点1アシスト

ドマゴイ・ブラダリッチは、19年夏にハイドゥク・スプリトからフランスのリールへと移籍した将来性のある左サイドバック。激しいタックルと積極的な攻め上がりが特徴で、リーグ・アンを制した今季のリールでは、前半戦はレギュラーとして活躍した。昨年10月にデビューしたばかりで、クロアチア代表としては4試合に出場しただけだが、将来性を買われての選出となった。

ヨシュコ・バルディオル
生年月日:2002年1月23日(19歳)
所属クラブ:ディナモ・ザグレブ
20/21リーグ戦成績:25試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:出場なし

2002年生まれのヨシュコ・バルディオルは、クロアチア代表の最年少メンバーとなった。今季は初めてシーズンを通して主力としてプレーし、UEFAヨーロッパリーグも経験。左利きのセンターバックだが、クラブでは左サイドバックでプレーすることが多かった。来季からはRBライプツィヒでプレーすることが決まっており、移籍金は最大で1800万ユーロ(約22億円)にも上ると言われている。

ミレ・シュコリッチ
生年月日:1991年6月19日(29歳)
所属クラブ:NKオシエク
20/21リーグ戦成績:30試合出場/1得点3アシスト
代表通算成績:4試合出場/0得点0アシスト

大会期間中に30歳の誕生日を迎えるミレ・シュコリッチは、ロブレンやヴィダらのバックアッパーを務めることになりそうだ。出身クラブであるNKオシエクでキャプテンを務め、クロアチア1部リーグでの出場数は250試合を超える経験豊富なセンターバック。クロアチア代表での経験は薄いが、有事に備えて準備を整える。

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