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【クロアチア代表メンバー ユーロ2020選手名鑑】基本スタメン&招集メンバー全選手紹介。最年長35歳のモドリッチは4大会連続出場へ

シリーズ:ユーロ2020選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

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イバン・ペリシッチ【写真:Getty Images】



イバン・ペリシッチ
生年月日:1989年2月2日(32歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
20/21リーグ戦成績:32試合出場/4得点5アシスト
代表通算成績:99試合出場/27得点22アシスト

昨シーズンは期限付き移籍したバイエルン・ミュンヘンで欧州制覇を経験し、今季は復帰したインテルでセリエA優勝に貢献。インテルでは主に左ウイングバックを担当するが、クロアチア代表ではより攻撃的な役割を担う。両足を使いこなし、巧みなコース取りでサイドを制圧する。サイドと前線をマルチにこなす万能性は、短期決戦で大いに活かされるだろう。

アンドレイ・クラマリッチ
生年月日:1991年6月19日(29歳)
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
20/21リーグ戦成績:28試合出場/20得点6アシスト
代表通算成績:52試合出場/14得点4アシスト

クロアチアリーグでは得点王に輝いた経験のあるアンドレイ・クラマリッチは、ホッフェンハイムのエースとして君臨する。加入以来5季連続で2ケタ得点をマークし、今季はブンデスリーガ自己最多となる20得点をマーク。PKを得意としており、直接FKからもゴールを決める。昨季最終節で4得点、今季開幕戦で3得点というシーズンまたぎの2試合連続ハットトリックを達成するなど、爆発力のあるストライカーだ。

アンテ・レビッチ
生年月日:1993年9月21日(27歳)
所属クラブ:ACミラン
20/21リーグ戦成績:27試合出場/11得点7アシスト
代表通算成績:36試合出場/3得点4アシスト

ACミランで2シーズン続けて2ケタ得点をマークしたアンテ・レビッチは、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。ズラタン・イブラヒモビッチとの相性も良く、推進力のあるドリブルや豊富な運動量は大いに活かされた。クロアチア代表では怪我の影響で昨年9月を最後にプレーしておらず、シーズン終盤に負ったふくらはぎの怪我がどう影響するかは気になるところだ。

ヨシプ・ブレカロ
生年月日:1998年6月23日(22歳)
所属クラブ:ヴォルフスブルク
20/21リーグ戦成績:29試合出場/7得点3アシスト
代表通算成績:22試合出場/4得点5アシスト

ディナモ・ザグレブの下部組織出身のヨシプ・ブレカロは17歳でトップチームデビューを飾り、18歳のときにドイツに渡った。今季は自己最多となる7得点をマークし、ヴォルフスブルクのCL出場権獲得に貢献。世代別代表に常に名を連ねてきたブレカロは、18年にA代表デビューを飾り、以降はコンスタントに出場を重ねてきた。シーズン終盤に足首を痛めたが、ブンデスリーガ最終節には先発出場している。スピード感あふれるプレーとミドルレンジからも狙えるシュートに注目が集まる。

ブルーノ・ペトコヴィッチ
生年月日:1994年9月16日(26歳)
所属クラブ:ディナモ・ザグレブ
20/21リーグ戦成績:25試合出場/9得点9アシスト
代表通算成績:13試合出場/6得点1アシスト

193cmの長身ストライカーは、ズラタン・イブラヒモビッチをロールモデルにしている。17歳でイタリアに渡ったが、18年夏にディナモ・ザグレブに復帰。2019年にはクロアチアリーグの最優秀選手に選ばれ、代表デビューも果たしている。EURO予選では5試合で4得点をマークする固め打ちで定着し、本大会メンバーに選ばれた。ゴールやアシストを量産したシーズン終盤の好調を維持してEUROへ臨むことになる。

ミスラフ・オルシッチ
生年月日:1992年12月29日(28歳)
所属クラブ:ディナモ・ザグレブ
20/21リーグ戦成績:32試合出場/16得点7アシスト
代表通算成績:8試合出場/0得点2アシスト

ミスラフ・オルシッチは今季、チーム2位となる16得点の活躍を見せた。クロアチアリーグを代表するアタッカーだが、そこに至るまでのキャリアは特殊。イタリア、スロベニア、韓国、中国でプレーした経験を持つ。26歳でデビューしたクロアチア代表でゴールはまだないが、今季に入ってからは存在感を高めている。初ゴールがクロアチア代表の躍進につながる可能性は十分にあるだろう。

アンテ・ブディミル
生年月日:1991年7月22日(29歳)
所属クラブ:オサスナ
20/21リーグ戦成績:30試合出場/11得点0アシスト
代表通算成績:7試合出場/1得点1アシスト

遅咲きのストライカーが、29歳で初めてのEUROに臨む。国内リーグで2年連続2ケタ得点をマークして海外挑戦するも、なかなか結果を残せなかった。しかし、マジョルカの1部昇格に貢献すると、昨シーズンはラ・リーガ1部で13ゴールをマーク。マジョルカは1年で降格となったが、期限付き移籍したオサスナで11得点を記録した。昨年10月に29歳で代表デビューを果たし、そのままEUROのメンバー入り。190cmの長身を活かしたポストプレーやボックス内での空中戦の強さを武器に、重要な場面でゴールを狙う。

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