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メッシの冷静な落としから最後はラウタロ。アルゼンチンを決勝に導く見事な一撃!【コパ・アメリカ2021/動画付き】

text by 編集部 photo by Getty Images

アルゼンチン代表
【写真:Getty Images】


【アルゼンチン代表 1-1(PK3-2) コロンビア代表 コパ・アメリカ2021準決勝】

 コパ・アメリカ2021(南米選手権)準決勝のアルゼンチン代表対コロンビア代表戦が現地時間6日に行われ、1-1からPK戦でアルゼンチンが勝利を収めた。決勝進出に繋がるアルゼンチンの1点は、リオネル・メッシのラストパスを含めた見事な崩しの形から生まれたゴールだった。

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 前日の試合で決勝進出を決めたブラジル代表への挑戦権を懸けた準決勝第2試合。アルゼンチン代表は開始わずか7分で先手を取ることに成功した。

 敵陣内右サイドでボールを持ったロドリゴ・デ・パウルが味方選手との縦のワンツーで前を向いてフリーになるスペースを生み出すと、エリ内に向けて動き出したメッシに絶妙なスルーパスを供給。メッシはターンしながらのトラップでシュート体勢に持ち込むことを図る。

 メッシは前を向いたところでコロンビアDFに引っかかってしまうが、足元にこぼれたボールに素早く反応して冷静に対応。エリア中央に入り込んだラウタロ・マルティネスに丁寧なパスを落とし、これをラウタロが右足ダイレクトでゴール左隅へ蹴り込んだ。

 後半にはコロンビアに同点ゴールを許し、PK戦に持ち込まれたアルゼンチンだが、GKエミリアーノ・マルティネスの活躍もあり3-2の勝利。決勝で地元ブラジル代表と激突することが決まった。

 1993年のコパ・アメリカで優勝を飾って以来国際タイトルの獲得がなく、ワールドカップを含めて決勝に進んだ大会でもことごとく準優勝に終わっているアルゼンチン。メッシにとっても悲願となる代表チームでの初タイトルを、今度こそ手にすることができるだろうか。

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