【U-24日本代表 1-1 U-24スペイン代表　キリンチャレンジカップ2021】

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　U-24日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2021でU-24スペイン代表と対戦した。

　立ち上がりから強敵U-24スペイン代表にボールを握られた若き森保ジャパンだが、徐々にリズムを手にし、前半終了間際に堂安律が得点。1-0で後半へ向かうことになった。

　しかし、残り45分間は苦しい展開に。途中出場ペドリが存在感を放つなどU-24スペイン代表に押し込まれ、78分にカルロス・ソレールに同点ゴールを献上。試合はそのまま1-1で終了することになった。

　この試合でキャプテンを務め、前半のみでピッチを退いた吉田麻也は「（このチームに）可能性は十分あると思いますけど、やっぱり今日みたいな苦しい試合が続くと思うので、全員でハードワークしなければいけないですし、今日、後半出たことをもう一回チーム全体として修正して次の（東京五輪グループリーグ）初戦を迎えたいと思います」と試合後にコメント。

　また、吉田は「やれることもたくさんあったと思いますけど、改善しなければいけないこともたくさんあった。本当の優勝候補と戦えたということは僕らにとってかなりプラスになるんじゃないかと思うので、ここからどう改善していくかがカギになると思います」とも話した。

　これでU-24日本代表にとっての東京五輪前最後のテストマッチが終了。いよいよ、本番を迎えることになる。

　ただ、その本大会は無観客での開催が決定。そのことについて吉田は「無観客は…残念ですね。やっぱり今日もたくさんのお客さんがこうして観に来てくれて、最後の5分、10分の声援は力になると思いました」と言葉を詰まらせながら話してた。

【了】