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【前半速報】U-24日本代表、銅メダル遠のく2失点…。焦る攻撃陣、連係が全く噛み合わず【東京五輪男子サッカー】

text by 編集部 photo by Getty Images

U-24日本代表
【写真:Getty Images】



【日本 0-2 メキシコ 東京五輪2020 3位決定戦】

 東京五輪の男子サッカー3位決定戦が6日に行われ、U-24日本代表はU-24メキシコ代表と対戦している。

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 銅メダルを賭けた大一番に、日本は現時点のベストメンバーを揃えた。準決勝のU-24スペイン代表戦を出場停止で欠場していたDF冨安健洋が先発に復帰。中2日という厳しい日程だが、攻撃の軸であるMF久保建英やMF堂安律も引き続きスタメンに名を連ねた。

 一方、メキシコは10番のFWディエゴ・ライネスがスタメンに復帰。こちらも準決勝のU-24ブラジル代表戦で延長戦とPK戦をこなしてからの中2日という厳しいスケジュールながら、モチベーション高く決戦に臨んできた。

 試合が始まると、いきなり日本にピンチが訪れる。11分、ドリブルで仕掛けてきたFWアレクシス・ベガをMF遠藤航がペナルティエリア右角で倒してしまい、メキシコにPKが与えられる。そして、そのPKをFWセバスティアン・コルドバに決められ失点を喫してしまった。

 さらに22分、今度はコルドバのフリーキックにDFヨハン・バスケスが頭で合わせてゴールネットを揺らす。立て続けに失点した日本は早い時間帯に2点のビハインドを背負ってしまった。

 反撃したい日本は25分、左サイド深くでボールをキープした久保の股抜きパスから、MF相馬勇紀がドリブルで切り込んでシュートを放つ。しかし、右足から放たれた一発は惜しくも枠外に。31分には遠藤からの縦パスを受けたFW林大地が反転し、そのまま中央を突破してシュートまで持ち込むが、GKギジェルモ・オチョアに阻まれてしまった。

 日本の攻撃はゴールへの逸る気持ちが抑えられないのか、なかなか連係が噛み合わず。個々の仕掛けこそあるが、その先のチャンスには繋がらないままボールを奪われて反撃を食らう展開が続いた。

 メキシコにセットプレーからの2得点で主導権を握られ、勢いを削がれた日本は苦しい状況のまま前半終了。銅メダル獲得に向けて窮地に立たされている。

【得点者】
13分 0-1 セバスティアン・コルドバ(メキシコ)
22分 0-2 ヨハン・バスケス(メキシコ)

【了】

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