長谷川唯が語った「もっと理論的に」の真意。東京五輪8強敗退、なでしこジャパンの中心として抱く未来への覚悟【インタビュー】

2021年08月28日(土)10時30分配信

シリーズ:コラム
text by 舩木渉 photo Getty Images
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なでしこジャパンでのこれから

長谷川唯
【写真提供:West Ham United】



――東京五輪での経験と悔しさをイングランドに持っていき、なでしこジャパンや日本の女子サッカー界にどんなものを持ち帰ってきたいですか?

「もちろん個人のクオリティを高めてきて、なでしこジャパンに招集された時に力強さを見せるのと同時に、理論的にサッカーをすることも大事だと思うので、それを特に下の世代の選手たちに見せていきたいです。

日本の若い世代には身体能力の高い選手が増えてきています。フィジカル面に武器がある選手たちに、『なでしこジャパンに来たら頭を使わないと難しい』と思われるようなチーム作りは絶対にしなければいけないと思っています。日本代表に来て、自分のスピードを活かせて『あ、できるな』という印象より、『あ、マズいな』という印象を与えられるくらい、個人としても、チームとしての戦術や考え方の面でも、自分がいい影響を与えられたらと思っています」

――長谷川選手たちの世代が、これからの日本女子サッカー界を引っ張っていくことになると思います。その自覚はありますか?

「もちろん、これからは私たちの世代が日本の女子サッカー界を引っ張っていかなければいけないという自覚はあります。けど、自分としてはなでしこジャパンに初めて招集された時から『若いから…』というのはあまり気にしていませんでした。当時から自分が中心でやっていくという思いも、チームを引っ張っていきたいという気持ちもあったので、いい意味でなでしこジャパンに入った頃と変わらない志でやっていきたいと思っています」

(取材・文:舩木渉)

【了】

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