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名古屋グランパスが逆転勝利でACL8強へ。シュヴィルツォクが圧巻のハットトリック!【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋グランパス
【写真:Getty Images】



【名古屋グランパス 4-2 大邸FC ACL決勝トーナメント1回戦】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦の名古屋グランパス対大邸FC戦が14日に行われ、ホームの名古屋が4-2の勝利を収めて準々決勝進出を果たした。

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 例年とは異なりホーム&アウェイではなく一発勝負で争われることになったACL決勝トーナメント。グループGから首位通過を果たした名古屋は、グループHを2位通過した韓国の大邸をホームで迎え撃った。

 だが前半4分には一瞬の隙を突かれて先制点を奪われてしまう。スローインから中央に繋がれたボールを奪いきれず、エリア手前の遠い位置でボールを受けたセシーニャが思い切りの良いシュートを放つと、キム・ミンテの足にわずかに当たったボールがゴール左隅に突き刺さった。

 名古屋もすぐさま反撃に転じ、11分には前田直輝がヒールで落としたボールからシュヴィルツォクが右足で決めて同点のゴール。しかし28分には右サイドのチョン・テウクからのクロスにエジガルが頭で合わせてリードを奪い返し、高い決定力を発揮した大邸が前半を1点リードで折り返した。

 厳しい展開を強いられた名古屋だが、63分には再びこじ開けることに成功。森下龍矢と前田が浮き球を交えたパス交換でエリア左を攻略し、最後は森下の鋭いクロスにシュヴィルツォクが中央で合わせて強烈なヘディング弾を叩き込んだ。

 現役ポーランド代表の実力を遺憾なく発揮したシュヴィルツォクは、その2分後にもハットトリックとなる逆転ゴールを挙げる。エリア内で相手選手から強引に奪ったボールを自らシュートに持ち込み、右足でゴール右へ3-2のシュートを突き刺した。

 完全に主導権を奪い返した名古屋は、79分にも左CKからマテウスのクロスに中谷進之介が頭で合わせてダメ押しの4点目。4-2の逆転勝利で12年ぶりとなるACL8強へと駒を進めた。

【得点者】
4分 0-1 セシーニャ(大邸)
12分 1-1 シュヴィルツォク(名古屋)
28分 1-2 エジガル(大邸)
63分 2-2 シュヴィルツォク(名古屋)
65分 3-2 シュヴィルツォク(名古屋)
79分 4-2 中谷進之介(名古屋)

【了】

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