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古橋亨梧、1月の日本代表招集を現地紙が不安視。セルティックに「大きな痛手」

text by 編集部 photo by Getty Images

古橋亨梧
【写真:Getty Images】



 日本代表に定着して貴重な戦力となったFW古橋亨梧は、今季から加入したセルティックでの活躍も高い評価を受けている。現地メディアでは、来年1月末の代表招集がチームにとって大きな戦力ダウンになるという懸念も伝えられている。

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 9月の代表戦で負傷して約1ヶ月の離脱を余儀なくされていた古橋だが、10月のインターナショナルウインドウを前にクラブで復帰を果たしたことで日本代表にも追加招集。カタールワールドカップ・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦、オーストラリア代表戦にいずれも交代で出場した。

 アジア最終予選は11月にも2試合が行われ、続いて来年1月末から2月にかけても2試合を開催。通常であれば国際試合の組まれる時期ではないが、新型コロナウイルスの影響による過密日程のしわ寄せもあり、例外的なスケジュールとなっている。

 スコットランドリーグはウィンターブレイクを挟んで1月下旬に再開が予定されており、ちょうどこの時期に重なる。1月27日の日本対中国戦、2月1日の日本対サウジアラビア戦に向けて古橋が招集を受けたとすれば、セルティックのハーツ戦(1月26日)、ダンディー・ユナイテッド戦(同29日)を欠場することが想定される。

 英紙『スコティッシュ・サン』は、アジア予選により古橋とオーストラリア代表MFトム・ロギッチの欠場が見込まれることがセルティックにとって「大きな痛手」であると報道。『デイリー・レコード』紙では古橋のみを取り上げ、「スター選手が重要な2試合を欠場」と伝えている。

 また、3月29日に予定される予選最終節のベトナム代表戦に出場したとすれば、3日後の4月2日に組まれている宿敵レンジャーズとのダービーマッチへの出場に向けてタイトな日程になることも指摘されている。まだ数ヶ月後のことであるとはいえ、今から欠場が不安視されるのはセルティックで古橋の存在が非常に大きくなっていることを示しているとも言えるだろう。

【了】

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