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名古屋グランパスACL準決勝進出ならず。敵地韓国で散り日本勢全滅【ACL準々決勝】

text by 編集部 photo by Getty Images

浦項スティーラース対名古屋グランパス
【写真:Getty Images】



【浦項スティーラース 3-0 名古屋グランパス ACL準々決勝】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の浦項スティーラース(韓国)対名古屋グランパス戦が17日に行われ、名古屋は0-3で敗れる結果に終わった。

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 今季ACLの準々決勝および準決勝は、東西地区ごとに4チームが1ヶ所に集まって各試合一発勝負での集中開催。Jリーグ勢で唯一勝ち残っている名古屋が決勝へ進むためには、アウェイの韓国で連戦を突破しなければならないという過酷な条件での戦いとなる。

 準々決勝で激突する相手は、グループステージでも対戦して1勝1分けと勝ち越している浦項。ラウンド16ではセレッソ大阪を下して勝ち上がったチームだ。

 前半は名古屋が優位に試合を進め、何度か浦項ゴールに迫る。最大のチャンスは33分、エリア左に抜け出したシュヴィルツォクがGKとの1対1からシュートを放ったがDFがカバーに入り、こぼれ球を拾った稲垣祥の決定的なシュートも至近距離から相手GKのスーパーセーブに阻まれてしまった。

 両チーム無得点で前半を折り返したあと、後半立ち上がりにはセットプレーからワンチャンスを生かして浦項が先制点を奪う。右CKからのクロスが混戦を生み、最後はイム・サンヒョプが足元にこぼれてきたボールをフリーで蹴り込んだ。

 さらに70分、反撃に出ようとする名古屋に対して痛恨の2点目。シン・ジノからの浮き球パスを受けたイ・スンモがDFより先に触ってエリア右に侵入し、右足で強烈なシュートを叩き込んだ。

 アディショナルタイムのラストプレーではイム・サンヒョプが決定的な3点目を加え、名古屋は0-3で敗戦。日本勢はここで全滅となり、ACL東地区は浦項が全北現代または蔚山現代との韓国対決で決勝進出を争うことになった。

【得点者】
53分 1-0 イム・サンヒョプ(浦項)
70分 2-0 イ・スンモ(浦項)
90+5分 3-0 イム・サンヒョプ(浦項)

【了】

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