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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング36~40位。衝撃のデビューを果たすも… 欧州で苦戦、姿を消した怪物は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

39位:欧州移籍を果たすも…

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【写真:Getty Images】



FW:鈴木隆行(元日本代表)
生年月日:1976年6月5日(45歳)
クラブ:鹿島アントラーズ→レッドスター
移籍日:2006年1月28日(当時29歳)
移籍金:250万ユーロ(約3億円)

 鹿島アントラーズの下部組織出身の鈴木隆行は、1996年にトップチームデビュー。しかし、なかなか出場機会を得ることが出来ず、ブラジルのCFZやジェフユナイテッド市原、川崎フロンターレにレンタル移籍している。しかし、加入したクラブでもなかなか出場機会を与えられず、2000シーズン後半に鹿島アントラーズに復帰すると、公式戦15試合で7ゴールを記録。リーグ、ナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)、天皇杯の3冠に貢献した。

 その活躍により、翌年からスタメンに定着し、同年4月に日本代表デビュー。2002年に行われた日韓ワールドカップで全試合に出場し、ベスト16進出に貢献すると、大会後にベルギーのヘンクに加入。欧州リーグへ移籍を果たした。だが、スタメンは確保できず、無得点で鹿島アントラーズに復帰。その後は欧州移籍とJリーグ復帰を繰り返している。

 2006年1月には再び欧州リーグへ移籍。250万ユーロ(約3億円)でモンテネグロのレッドスターに加入した。4月には加入後初得点を決め、日本人初のモンテネグロリーグ得点者になったが、徐々に出場機会は減少。加入後1年でJリーグに復帰している。

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