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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング36~40位。衝撃のデビューを果たすも… 欧州で苦戦、姿を消した怪物は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

36位:怪物と呼ばれたが…

1117-森本
【写真:Getty Images】



FW:森本貴幸(元日本代表/無所属)
生年月日:1988年5月7日(33歳)
クラブ:カターニア→ノヴァーラ
移籍日:2011年7月11日(当時23歳)
移籍金:250万ユーロ(約3億円)

 東京ヴェルディユース出身の森本貴幸は、2004年にトップチームに昇格すると開幕戦に途中出場。15歳でJリーグデビューを果たすと、第8節のジェフ千葉戦では初ゴールをマーク。J1最年少得点を記録した。プロ初年度からリーグ戦22試合で4得点を決めたこの怪物は、同年に最年少でベストヤングプレーヤー賞を受賞している。

 しかし、翌年にチームはJ2に降格。2006年にセリエAのカターニアへレンタル移籍した。加入初年度はトップチームでの出場が限られたが、第21節のアタランタ戦でセリエAデビューを果たすといきなり初ゴール。途中出場からわずか4分で貴重な同点ゴールをマークすると、その年の活躍が認められ、翌年に完全移籍を果たした。

 だが、10/11シーズンに監督が交代すると出場機会が減少。リーグ戦出場は12試合の出場に止まり、出場機会を求めた森本は、翌年250万ユーロ(約3億円)で55年ぶりのセリエA昇格を決めたノヴァーラに移籍した。しかし、怪我などによりリーグ戦18試合の出場に止まると、チームはセリエBに降格。活躍を期待されるも結果を残せず、1年でカターニアに復帰している。

【了】

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