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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング41位~45位。 ワールドカップで大活躍も…わずか1年でJリーグに復帰したのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

41位:バルセロナから初めてゴールを奪った日本人

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【写真:Getty Images】


FW:乾貴士(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1988年6月2日(33歳)
クラブ:レアル・ベティス→エイバル
移籍日:2019年7月24日(当時31歳)
移籍金:200万ユーロ(約2.4億円)

 2007年に横浜F・マリノスでプロデビューを飾った乾貴士だが、出場機会に恵まれず、2008年6月にセレッソ大阪へと期限付き移籍。当時所属していた香川真司と好連係を築き、多くの得点に関与した。シーズン終了後には完全移籍を果たしている。

 ボーフム、フランクフルトを経て15年夏に加入したエイバルでは加入初年度からレギュラーに定着。2016/17シーズンにはバルセロナ相手に衝撃の2ゴールを決め、日本人で初めてバルセロナからゴールを奪った選手となった。また、18年夏に行われたロシアワールドカップでは、グループステージ第2節セネガル戦でゴールを記録し、決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

 ワールドカップでの活躍が評価され、18年夏にレアル・ベティスへとステップアップ。しかし、ベティスでは結果を残せず、わずか半年でアラベスへレンタル移籍という形で活躍の場を移した。そして19年夏、古巣エイバルが200万ユーロ(約2.4億円)の移籍金で獲得した。残念ながらエイバルは2020/21シーズンにラ・リーガで最下位となり、2部降格と同時に乾はセレッソ大阪へと復帰。同シーズン限りでスペインを離れることとなったが、ラ・リーガ通算166試合出場は日本人でダントツ1位の記録である。

【了】

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