フットボールチャンネル

日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング51位~55位。クラブ史上最高額で移籍も…直近1年間でわずか1ゴールに留まっているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

54位:日本代表不動の右SB

20211123_酒井宏樹_getty
【写真:Getty Images】


DF:酒井宏樹(日本代表/浦和レッズ)
生年月日:1990年4月12日(31歳)
クラブ:マルセイユ→浦和レッズ
移籍日:2021年6月10日(当時31歳)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)

 U-15から柏レイソルでプレーしていた酒井宏樹は、09年にトップチームに昇格。10年にプロデビューを飾ると、翌11年には右SBのレギュラーに定着。J1で9アシストと持ち前の精度の高い攻撃参加でチームのリーグ優勝に大きく貢献した。また、11年10月には21歳の若さで日本代表に初選出されている。

 12年夏からプレーしたハノーファーで中心選手として活躍した後、16年夏にフランスの名門マルセイユへと移籍。右サイドでコンビを組んだフロリアン・トヴァンと好連係を築き、加入初年度から絶対的な右SBに定着。ネイマールら強力なFWたちと対戦することで1対1の守備に磨きをかけた。2018/19シーズンには、サポーターが選出するクラブの年間最優秀選手賞を受賞するなど、ファンからも愛される存在となった。

 21年6月、マルセイユとの契約を1年残しながらもJリーグ復帰を決断。古巣柏レイソルではなく、150万ユーロ(約1.8億円)の移籍金で浦和レッズに加入した。新天地デビューを前に、7月に行われた東京オリンピックにオーバーエイジとして出場。8月に浦和デビューを飾ると、J1の舞台でも日本代表の不動の右SBのクオリティを存分に発揮している。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top