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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。かつては30億円越え! ロンドン五輪で得点王に輝いた男の現在は…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

18位:タイのメッシ

1203-チャイナティップ
【写真:Getty Images】



MF:チャナティップ・ソングラシン(タイ代表/北海道コンサドーレ札幌)
生年月日:1993年10月5日(28歳)
市場価値:160万ユーロ(約1.9億円)
2021リーグ戦成績:23試合1得点

 タイのメッシと評されるチャナティップ・ソングラシンは、2012年に母国のポリス・テロFCでプロデビュー。すると、同年にタイ代表デビューも果たし、タイ・プレミアリーグ(現タイ・リーグ1)年間最優秀若手選手に選出された。その後、2016年に移籍したムアントン・ユナイテッドに移籍。リーグ優勝に貢献すると、その年の年間最優秀選手に選手されている。

 プロデビュー後、母国で一気にトップ選手へ成長したチャナティップは、2017年に北海道コンサドーレ札幌に移籍。タイのメッシはJリーグへやってきた。リーグ後半からの加入ながら、定位置を確保したこのMFはJ1残留に貢献。さらに、2018年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任すると、リーグ戦8得点を挙げる活躍を見せ、クラブ史上J1最高成績の4位に導いている。

 その年のJリーグベストイレブンに選出されるなど、Jリーグで活躍するチャナティップの市場価値は、日本で急上昇。2019年には自己最高の240万ユーロ(約2.9億円)を記録している。現在は負傷などもあり、160万ユーロ(約1.9億円)まで下落しているが、怪我無く安定したプレーを見せることが出来れば、市場価値は再び上昇していくだろう。

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