現在開催中のアラブカップで、驚きの事態が起きた。

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　カタールで行われている同大会は、来年行われるワールドカップのプレ大会。15日に行われた準決勝カタール対アルジェリアで珍しいことが起きている。

　アルジェリアが1-0でリードして迎えた90分、第4の審判はアディショナルタイム9分を告げて、アルジェリアベンチが不満の態度を取った。

　9分のアディショナルタイムで開催国のカタールは猛攻。97分にモハメド・ムンタリのゴールでカタールが同点に追いついた。

　すると、アルジェリアは猛抗議。ムンタリの手前でカタールの選手がアルジェリアDFを押し倒しているシーンを指摘し、主審が映像で確認することになった。オンフィールドレビューで主審はゴールを認めると、アルジェリアの怒りがおさまらず、試合は中断している。

　約4分間の中断のあとで試合が再開すると、アディショナルタイム15分にアルジェリアがPKを獲得。ベライリのPKは止められてしまうが、こぼれ球を自ら押し込んで、アディショナルタイム17分に決勝弾が生まれている。

　勝ち上がったアルジェリアは、18日の決勝戦でチュニジアと対戦する。

【了】