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奥川雅也が絶好調。クラブのレジェンド以来13年ぶりに達成した記録とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

奥川雅也
【写真:Getty Images】



 アルミニア・ビーレフェルトのMF奥川雅也は、現地時間8日に行われたブンデスリーガ第18節のフライブルク戦で1得点を挙げて2-2のドローに貢献した。この試合では、クラブにとって13年ぶりとなる記録も達成している。

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 今季上位に躍進しているフライブルクに2点を先行される苦しい展開となったビーレフェルトだが、60分には奥川がエリア手前左から鮮やかな右足シュートを決めて1点を返す。終盤には同点に追いつき、アウェイで貴重な勝ち点1を確保することに成功した。

 12月のボーフム戦、RBライプツィヒ戦でもそれぞれ1得点を挙げていた奥川はこれで3試合連続のゴール。クラブ公式SNSが伝えたところによれば、ビーレフェルトでブンデスリーガ3試合連続ゴールを決めた選手は元ポーランド代表FWアルトゥール・ヴィフニャレク以来だという。

 ヴィフニャレクは1999~2003年と2006~2009年にビーレフェルトに所属し、外国人選手としてはクラブ歴代最多のゴール数を記録したレジェンド。最後に所属した2008/09シーズンには2度の3試合連続ゴールを達成していた。

 ブンデスリーガでは多くの日本人選手がプレーしているが、3試合連続でゴールを挙げるのは決して容易ではない。日本人選手としては2014/15シーズンに岡崎慎司がマインツで達成して以来約7シーズンぶりの記録だ。

 奥川の今季の得点数はこれで6点となり、昨季チームメートとして活躍したMF堂安律の得点数(5点)もすでに上回った。このまま好調を維持すれば、日本人選手では岡崎以来となる二桁得点も狙えるかもしれない。

【了】

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