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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング46~50位。驚異の445%アップ! いま欧州でノリに乗る男とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

48位:無所属の状態で…

浅野拓磨
【写真:Getty Images】



FW:浅野拓磨(無所属)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2021年6月12日(当時26歳)

 三重県の名門、四日市中央工業高校でエースとして活躍していた浅野拓磨は、2013年にサンフレッチェ広島とプロ契約を締結。1年目はJ1出場がわずか1試合となったものの、2年目は同11試合、そして3年目には同33試合出場と着実にレベルアップを果たした。そして背番号を「10」に変更した2016シーズン途中、広島を離れイングランドの名門アーセナルへ完全移籍している。

 イングランドでは労働許可が下りずプレーできなかったが、その後レンタルでシュツットガルトに移籍。結果2シーズン在籍し、公式戦5得点をマークした。2018/19シーズンはハノーファーでプレー。しかし、ブンデスリーガでは無得点に終わるなど存在感を示すことができなかった。

 それでも2019/20シーズンより在籍したパルチザンでは躍動。右ウイングとして攻撃の核となり、2020/21シーズンはリーグ戦33試合で18得点8アシストと申し分ない成績を残していた。しかし昨年5月、クラブとの関係に亀裂が生じ契約を解除。その後シーズン中の活躍が認められ300万ユーロ(約3.6億円)まで市場価値がアップし、無所属の状態でキャリアハイを更新することになった。

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