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トラブルメーカー? イタリアの問題児5人。バロテッリだけじゃない! 数々の悪行を犯した男たち

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:パブロ・オスバルド

0220-オスバルド
【写真:Getty Images】


生年月日:1986年1月12日
主な在籍クラブ:ローマ、サウサンプトン、ユベントス、インテル、ボカ・ジュニアーズ
代表歴:14試合4得点2アシスト

 数々のクラブを渡り歩いた放浪のストライカー、パブロ・オスバルドは幾度もクラブや選手との衝突を繰り返した。その素行の悪さにより契約解除や代表を追放された経歴も持つ、サッカー界きっての問題児だ。

 2011年に加入したローマでは、加入からわずか3ヵ月でチームメイトと衝突。エリック・ラメラを殴り、10日間の謹慎と罰金を科せられた。2年目はその素行がさらに悪化する。試合後に空港でサポーターと掴み合ったり、コッパ・イタリア決勝でラツィオに敗れたことに腹を立てて表彰式を欠席したり、SNSで監督を侮辱するような投稿まで行った。この騒動により、FIFAコンフェデレーションズカップ2013に臨むイタリア代表から追放される事態となった。

 その後も素行の悪さは改善されず、2014年に加入したインテルではマウロ・イカルディと口論を起こした。それだけでなく、当時監督を務めたロベルト・マンチーニ監督にも手を上げている。数々の規律違反により1年で放出され、2015年にボカ・ジュニアーズへ移籍となった。何度騒動を起こしても懲りないオスバルドは、ここでまたしても問題を起こす。なんとハーフタイム中にたばこを吸っていたことが発覚。監督とも口論となり、この騒動によって同クラブを解雇された。これで無所属となったオスバルドは引退を決断。2020年には約3年ぶりに現役復帰したが、素行の悪さは直ったのだろうか。

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