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トラブルメーカー? イタリアの問題児5人。バロテッリだけじゃない! 数々の悪行を犯した男たち

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:マルコ・マテラッツィ

0220-マテラッツィ
【写真:Getty Images】


生年月日:1973年8月19日
主な在籍クラブ:ペルージャ、インテル
代表歴:41試合2得点0アシスト

 インテルで活躍したマルコ・マテラッツィは、ドイツワールドカップ決勝戦でジネディーヌ・ジダンから頭突きを受けたことで有名だ。だが、やられた側として世界から注目を集めた同選手も問題児として知られている。

 インテルで10シーズンを過ごしたマテラッツィは、アグレッシブな守備で15個のタイトル獲得に貢献した。しかし、それと同時に数々の問題も起こしている。03/04シーズン第19節のシエナ戦でベンチに座っていた同選手は、そこから相手DFに野次を送り続けた。すると、試合後に事件は起こった。悪質な野次に怒り心頭した相手選手が詰め寄ると、マテラッツィはその選手を強打。この騒動により、56日間の出場停止処分を受けた。

 さらに、2010年1月に行われたミラノダービーでは、2-0で勝利した試合終了後に当時イタリア首相でありACミランのオーナーでもあったシルヴィオ・ベルルスコーニの顔を模したマスクをかぶって勝利を祝った。マテラッツィは冗談のつもりだったようだが、その軽率な行動がイタリア国内で物議をかもすことになった。この騒動での処分はなかったが、インテル在籍時には行き過ぎた行動でその功績と同じくらい大きな問題を起こしてしまっていた。

【了】

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