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バルセロナ最強のストライカーは誰だ? 21世紀得点ランキング1~5位。世界中から集まった猛者たち、メッシに続くのは…

シリーズ:21世紀得点ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:リバウド(元ブラジル代表)

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【写真:Getty Images】

在籍期間:1997年夏~2002年夏
クラブ通算成績:235試合129得点
代表通算成績:67試合30得点

「左足の魔術師」と呼ばれたリバウドが育ったのはブラジルのレシフェ。日本代表が2014年のブラジルワールドカップでコートジボワール代表と対戦した都市である。貧しい家庭で育ったリバウドは地元クラブで頭角を現し、コリンチャンスやパルメイラスといった名門へと引き抜かれていった。1996年、24歳のときにスペインに渡り、その1年後にはバルセロナへ移籍している。バルセロナには加入したのは、ちょうどロナウドが退団するタイミングだった。

 華麗なテクニックで相手を翻弄し、左足のキックで人々を魅了した。強烈なシュートやFKを決めたかと思えば、アクロバティックなオーバーヘッドや打点の高いヘディングでもゴールを脅かした。本意ではない左ウイングでのプレーを強いられたが、パトリック・クライファートと並ぶストライカーとして活躍。宿敵レアル・マドリードに移籍したルイス・フィーゴが着けていた背番号10を2000年夏に受け継ぎ、バルセロナでは5年間で129得点をマークしている。

 得点王に輝いた1999年のコパ・アメリカ(南米選手権)ではブラジル代表を優勝に導き、その年のバロンドールとFIFA年間最優秀選手賞を受賞。2002年のFIFAワールドカップではロナウドやロナウジーニョとともにブラジル代表を優勝へと牽引。その直後のシーズンにファン・ハール監督がバルセロナの監督に復帰したことで退団を決める。その後はACミラン、オリンピアコス、サンパウロなどでプレーし、41歳までプレーを続けた。

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