MF：フェリペ・メロ
【写真：Getty Images】
生年月日：1983年6月26日
主な在籍クラブ：ユベントス、ガラタサライ、インテル
代表歴：22試合2得点1アシスト
この男のことを覚えている人も多いのではないだろうか。ブラジルの猛犬、フェリペ・メロはユベントスやガラタサライ、インテルで活躍。数々のタイトルを獲得してきたが、ジョルジョ・キエッリーニから「今までプレーしてきた中で、一番最悪のチームメイトだった」と酷評される程に素行が悪かった。
南アフリカワールドカップでは、グループリーグ全試合に出場。決勝トーナメント進出に貢献した。だが、準々決勝のオランダ代表戦ではヴェスレイ・スナイデルのクロスに飛び出したジュリオ・セザールと交錯。相手に同点ゴールを許すミスを犯した。それだけでなく、その後逆転を許した状態でアリエン・ロッベンの足を踏みつけて退場。ブラジル敗戦の原因となり、国中から非難された。
代表で戦犯となってしまったフェリペ・メロだが、所属クラブでも不用意なファールで退場している。2015年から所属したインテルでは、試合終了間際にボールをクリアしようと伸ばした足が相手選手の頭部を直撃。かかと落としを見舞う形となって、3試合出場停止処分を受けた。さらにパルメイラスでは、相手FWにジャンプして肘打ち。両チームがもみ合う騒動となった末に退場となった。
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