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トラブルメーカー? アルゼンチンの問題児5人。永遠の問題児と謳われたスーパースター、W杯で頭突きを見舞った男とは?

シリーズ:問題児5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:ニコラス・オタメンディ

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【写真:Getty Images】


生年月日:1988年2月12日
主な在籍クラブ:ポルト、バレンシア、マンチェスター・シティ、ベンフィカ
代表歴:88試合4得点2アシスト

 アルゼンチン代表のニコラス・オタメンディはポルトやマンチェスター・シティで数々のタイトルを獲得し、それぞれのチームにおいて欠かせない守備の要として活躍してきた。南米人らしい対人守備の強さで相手選手からボールを奪うプレーを得意としているが、その激しさが時折エスカレートしてしまうケースもある。

 イエローカードが多い選手で知られており、現在も所属しているベンフィカでは、2020/21シーズンだけで15枚ものイエローカードと1枚のレッドカードが提示されている。また、手癖も悪く、21年11月に行われたブラジル戦ではラフィーニャに対して顔面にエルボーを見舞い、同選手に5針を縫う怪我を負わせている。

 特に大きな批判を浴びたのが2018年のロシアワールドカップでの振る舞いだ。グループステージ第2節クロアチア戦では、イバン・ラキティッチが倒れた瞬間に頭のそばにあったボールを蹴り上げた。あわや頭を蹴りかねないこの行為は問題視され、世界中から大批判を浴びた。決勝トーナメント1回戦フランス戦でも問題行動を連発。オリビエ・ジルーに対して口に含んだ水を吹き出し、倒れたポール・ポグバの背中に向かってボールを蹴る愚行に出たのだった。

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