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リバプール、南野拓実が見せた「弱さ」。決勝ゴールの動き出しは見事だが、チームに生き残るには…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

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FAカップ準々決勝、ノッティンガム・フォレスト対リバプールが現地時間20日に行われ、アウェイチームが0-1で勝利。リバプールはチャンピオンシップ(2部)の相手に苦戦しながらも、準決勝進出を決めた。(文:阿部勝教)


7季ぶりの準決勝進出

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【写真:Getty Images】

 現地時間21日、リバプールは FAカップ準々決勝でチャンピオンシップ(2部)に所属するノッティンガム・フォレストのホームに乗り込んだ。結果的に0-1で勝利はしたものの、2部チーム相手に苦戦を強いられた。

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 ノッティンガム・フォレストは3回戦でアーセナルに1-0、4回戦で前回王者のレスターに4-1と、ここまで2度のジャイアントキリングを起こしてきた。そのため、リバプール相手でも全く臆する様子はなかった。

 だが、やはりというべきか、試合をコントロールしたのはリバプールだ。ノッティンガムは4-4-1-1の引いた守りからカウンターを狙ってきたが、リバプールはほとんどの攻撃をペナルティーエリア手前で阻止していた。

 64分には南野拓実、ルイス・ディアス、ティアゴ・アルカンタラ、そしてジョーダン・ヘンダーソンの4選手を投入。前線に人数をかけてさらに攻勢に出ると、78分にディオゴ・ジョタが決勝ゴールを決めた。

 スコアは0-1だったが、データサイト『WhoScore.com』によると、リバプールが放ったシュートは相手の倍以上の14本、ボール保持率は65%と終始主導権を握り、難しい試合を勝ち切る勝負強さを見せつけた。

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