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世界最高の右サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング1~5位。トップはA・アーノルド? カンセロ? それとも…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


5位:ダニエル・カルバハル(スペイン代表/レアル・マドリー)

ダニエル・カルバハル22
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年1月11日
市場価格:1800万ユーロ(約21.6億円)
20/21リーグ戦成績:13試合0得点4アシスト


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 レアル・マドリードの下部組織出身だが、トップチームデビューを果たす前にレバークーゼンへと旅立った。しかし、ドイツの地で大活躍を果たしたことで、わずか1年でマドリーへと復帰。以降、同クラブ不動の右サイドバックとして、前人未到のチャンピオンズリーグ(CL)3連覇達成などに貢献してきた。

 近年のSBの中では比較的高い「守備力」を持った選手と言えるだろう。豊富なスタミナの持ち主であるため90分間ハードワークを怠ることがなく、しっかりとした「フィジカル」と敏捷性を駆使して1対1でも粘り強く戦うことができる。また、状況に応じて的確なポジショニングを取ったり、危険と見れば自らの担当エリアを捨てて素早くカバーに入るなど、クレバーな働きにも定評がある。

 もちろん攻撃性能も非凡だ。スペイン人らしく足元の「テクニック」に優れているため、深い位置でボールを保持することを決して恐れていない。正確な「パス」を使って味方を活かしながら前線に厚みをもたらすプレーはもちろん、小回りの効いたターンや緩急を巧みに織り交ぜた「ドリブル」で相手のプレスをいなすプレーも実に質が高い。

 能力値を見ても分かる通り、飛び抜けた数字を叩き出した項目は1つもない。しかし、怪我の多さ以外に大きな弱点となっている点も見つからないのが事実である。改めて、攻守において確かなクオリティーを持ったSBであることがわかるだろう。

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