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世界最高の左サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング16~20位。日本のレジェンドに憧れた男、ポルトガルが生んだ超逸材とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:キーラン・ティアニー(スコットランド代表/アーセナル)

ティアニー22
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年6月5日
市場価格:3200万ユーロ(約38.4億円)
20/21リーグ戦成績:27試合1得点4アシスト

 かつてセルティックで活躍したレジェンド、中村俊輔に憧れ、2015年に同クラブでデビューを果たしたのがキーラン・ティアニーだ。デビュー後すぐにスタメンの座を確保した同選手は、リーグ5連覇や3年連連続の国内3冠に貢献。スコットランド屈指の若手選手として評価を高め、2019年に2700万ユーロ(約32.4億円)でアーセナルの一員となった。

「84」を記録する「スピード」と豊富な運動量を兼ね備えるティアニーは、機を見て直線的な「ドリブル」でオーバーラップ。攻撃にアクセントをつけ、正確なクロスや相手の穴を突く「パス」でチャンスを演出する。

「守備力」も非凡だ。粘り強い守備で対峙する相手を防ぐだけでなく、カバー能力も高いため、広範囲を守ることが出来る。攻守で絶大な力を発揮し、低迷期からの脱出を目指すアーセナルに欠かせない存在となっている。

 唯一欠点があるとすれば、能力値が「59」となっている「空中戦」だ。身長180cmと小柄なわけではないが、ハイボールの処理を苦手としている。だが、現在24歳のティアニーのポテンシャルは十分。この欠点を克服できれば、将来的には世界屈指のサイドバックとなる可能性を秘めている。

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