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世界最高のボランチは誰だ? サッカー選手守備的MF能力値ランキング1~5位。弱点ほぼなし!? 頂点に立ったのは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


5位:デクラン・ライス(イングランド代表/ウェストハム)

ライス22
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年1月14日
市場価格:7500万ユーロ(約90億円)
20/21リーグ戦成績:32試合2得点1アシスト


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 7歳の時にチェルシーの下部組織に加入し、14歳でウェストハムの下部組織に移籍した。2017/18シーズンにトップチームデビューを果たすと、翌2018/19シーズンより主力に定着。以降、同クラブ不動の存在となり、イングランド代表でも絶対的な地位を築くようになった。現在はマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルなど、数多くのビッグクラブから視線を集めている。

 非常に「守備力」の高い選手と言えるだろう。とくに優れているのがボール奪取力だ。フランス代表MFエンゴロ・カンテのように広範囲を動き回るタイプではないが、的確なポジショニングと鋭い寄せで相手をシャットアウトする。また、長い足を活かしたタックルは力強いだけでなく、精度も抜群。このプレースタイルゆえカードを貰うことが少なく、プロ入り後は退場が1度もない。

 上記した通り「守備力」が大きく評価される選手だが、攻撃面でも非凡な存在感を示す。激しいプレッシャーを受けてもしっかりとした「テクニック」で無力化することができ、繊細な「パス」でリズムを生み出すことも可能。また、隙があれば自ら「ドリブル」で持ち運ぶことも。派手なフェイントは使わないが、強靭な「フィジカル」と絶妙なコース取りで敵陣を破いていく。

「69」という数値になったことからも分かる通り「スピード」不足は弱点と言えるが、先述の通り常に的確なポジショニングが取れる選手なため、ピッチ内で大きな穴になることは少ない。若く、かつ現代的なこの守備的MFは、まだまだ大きく成長するはずだ。

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