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ヴィッセル神戸もACLでの戦いをスタート

　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）・グループJ第2節のヴィッセル神戸対傑志（香港）戦が19日に行われた。神戸が2-1で勝利を収めている。

【ヴィッセル神戸 2-1 傑志　ACLグループJ第2節】

　上海海港（中国）の参加辞退により16日に予定されていた初戦が中止となり、3日遅れでACL開幕を迎えた神戸。グループステージはアンドレス・イニエスタを欠いての戦いとなるが、大迫勇也やボージャン・クルキッチなどが先発に名を連ねる。

　前半5分にはボージャンのクロスに飛び込んだ槙野智章のヘディング弾が左ポストを叩くなど、開始直後から相手ゴールに迫る神戸。その勢いのまま、15分には先制点を奪うことに成功した。

　左サイドでボールを持ったボージャンが右足で鋭いクロスをゴール前へ入れ、大迫がニアへ飛び込む。大迫は合わせられなかったが、相手GKの弾いたボールを郷家友太が左足でネットへ蹴り込んだ。

　順調に先手を取った神戸だがそのまま畳み掛ける展開とはならず、試合はやや停滞。1点リードで前半を折り返す。

　後半もスコアの動かない展開が続いたが、85分にはようやく神戸に追加点。交代出場の汰木康也がエリア左に侵入して逆サイドへ送り、同じく交代出場の井上潮音がフリーで確実に蹴り込んだ。

　だが後半アディショナルタイムには自陣内でのボールロストからカウンターを受け、アレックス・アカンデに1点を返されてしまう。快勝とはならなかったが、2-1で試合を終えた神戸が白星発進を切ることに成功している。

【得点者】
15分 1-0 郷家友太（神戸）
85分 2-0 井上潮音（神戸）
90+1分 2-1 アレックス・アカンデ（傑志）

【了】