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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング16~20位。10代にして世界屈指の司令塔、誰もが認める“キャプテン”とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


20位:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ代表/レアル・マドリード)

バルベルデ

【写真:Getty Images】

生年月日:1998年7月22日
市場価格:6500万ユーロ(約78億円)
20/21リーグ戦成績:24試合4得点1アシスト


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 ウルグアイの名門ペニャロールの下部組織出身のフェデリコ・バルベルデは、プロデビュー以前から注目を集め2015年5月にレアル・マドリードの加入が内定。8月に17歳という異例の若さでトップチームデビューを飾った。16年夏に正式にレアル・マドリードの一員となり、2017/18シーズンはデポルティーボ・ラ・コルーニャへとローン移籍して経験を積んだ。2018/19シーズンよりレアル・マドリードに復帰し、主力選手としてプレーしている。

 バルベルデは中盤にエネルギーをもたらしてくれる選手である。豊富な運動量と「スピード」を活かした推進力は際立っており、攻守の両局面で存在感を発揮できる。中盤の選手ながら「86」という圧倒的な「スピード」を活かして空いているスペースに入るのが上手い選手であり、本職ではないSBとしてもプレーが可能だ。

 世界トップクラスとも言われる運動量は驚異的であり、それを活かした「守備力」もバルベルデの魅力だ。「フィジカル」の強さも相まって相手選手からボールを奪うことを得意としており、そこからの持ち運びでカウンターの起点になることも少なくない。

 自分が使われることを得意としている一方で、周りの選手を活かすプレーはやや苦手としている。「パス」自体の精度は低くないのだが創造性には欠けており、「IQ」は「70」と低めの能力値となっている。レアル・マドリードの中盤にはルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミーロという百戦錬磨の選手たちが君臨しているため中々出場機会は増えないが、「周りの選手を使う」プレーがさらに上手くなれば出場機会は自然と増えてくるだろう。

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