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チェルシー21世紀ワーストイレブン。トーレス、シェフチェンコ…期待に応えられなかった11人

シリーズ:ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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イングランドの名門であるチェルシーには、これまで数多くの選手が在籍してきた。フランク・ランパードらその活躍からクラブ史に名を残す選手が生まれた一方で、期待に応えることができなかった選手も数多くいる。今回は、チェルシーにおいて21世紀以降に活躍できなかった11名の選手をワーストイレブンという形で紹介する(在籍期間、移籍金、通算成績は『transfermarkt』を参照)。


GK紹介

Kepa Arrizabalaga
【写真:Getty Images】

GK:ケパ・アリサバラガ(スペイン代表)
生年月日:1994年10月3日
在籍期間:18年8月~
移籍金:8000万ユーロ(約96億円)
クラブ通算成績:124試合130失点


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 アスレティック・ビルバオの下部組織出身のケパ・アリサバラガは、2部リーグのポンフェラディーナとレアル・バジャドリードへのレンタル移籍を経て、16/17シーズンにトップチームデビューを果たした。第3節のデポルティーボ戦でスタメンに抜擢されると、そのまま守護神の座を確保。2シーズンに渡りラ・リーガで評価を高めると、2018年にGK史上最高額となる8000万ユーロ(約96億円)でチェルシーに加入した。しかし、どうやらこの金額は高すぎたようだ。

 加入初年度はヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献したものの、翌シーズンはリーグ戦33試合で44失点。クラブ史上2番目に多い失点数を喫するなど、ケパのパフォーマンスの低下は明らかだった。20/21シーズも開幕戦からスタメンを務めたが、第2節のリバプール戦では自身のパスミスから失点。次節からウィリー・カバジェロが起用されると、新守護神候補として2020年9月に加入したエドゥアール・メンディにその座を奪われ、現在はシーズンのほとんどをベンチで過ごすこととなっている。全く金額と期待に見合う活躍がみせられていない同選手は、いつ退団となってもおかしくないだろう。

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