フットボールチャンネル

世界最高の右ウイングは誰だ!サッカー選手RWG能力値ランキング16~20位。ブルーノ・フェルナンデス2世、スウェーデンが生んだ次世代のスターとは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:パブロ・サラビア(スペイン代表/スポルティングCP)

サラビア22
【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月11日
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
20/21リーグ戦成績:27試合6得点4アシスト(パリ・サンジェルマン)

 レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身のパブロ・サラビアは、2010年にデビューを果たすも、トップチームで出場したのはこの1試合のみ。居場所を与えられず、2011年に退団となった。すると、同年に加入したヘタフェとその後に移籍したセビージャで躍動。2019年にパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍を果たし、今季はスポルティングCPでリーグ戦2桁得点を決める活躍を見せている。

 サラビアの能力値の中で最大値となる「84」を記録したのが、「テクニック」だ。足元の技術が高く、狭いスペースでも焦ることなく余裕を持ったプレーを見せる。華麗な「ドリブル」や決定機を演出するDF間を通す鋭い「パス」は、相手にとって脅威となる。

 鋭い戦術眼で空いたスペースを見つけるのが上手く、ゴール前での状況判断能力にも長ける。「83」と「IQ」が高く、創造性溢れる「パス」や相手の虚を突くシュートでチームを勝利に導く。

 ゴール前で相手の脅威となれる選手だが、「59」となっている「フィジカル」は弱点と言えるだろう。身長174cmと体格は大きくなく、相手を背負ったプレーなどは得意としていない。しかし、それを補うだけのスキルを持つサラビアは、今季ここまでリーグ戦28試合14得点7アシストと、チーム総得点の約3分の1に関与する活躍をみせている。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top