フットボールチャンネル

アーセナルは冨安健洋がいないと…。落胆の5位転落、不用意なミス連発の原因は?【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル 最新ニュース

プレミアリーグ第37節、ニューカッスル対アーセナルが現地時間16日に行われ、アウェイチームが2-0で敗戦。アーセナルはまさかの2連敗を喫し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に後退した。この試合に先発出場した冨安健洋は、38分に負傷。交代を余儀なくされたが、日本代表DFがフル出場できていれば結果は変わったのだろうか。(文:阿部勝教)

まさかの連敗で5位に後退

0517冨安
【写真:Getty Images】

「我々は負けるに値した」

【今シーズンのアーセナルはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】


 試合後にミケル・アルテタ監督がそう話したように、この日のアーセナルのパフォーマンスは、明らかに低調だった。

 ニューカッスルのハイプレスに苦しみ自陣ですらボールが持てない。セカンドボールも拾えない。アーロン・ラムズデールが前線にロングボールを配球してもすぐにロストするなど、やりたいことは何も出来ず、中堅クラブ対ビッグクラブという立場は、完全に逆転していた。

 データサイト『SofaScore』によると、ニューカッスルのシュート16本に対してアーセナルは11本、ビッグチャンス数は2回に対して0回、タックル成功数は17回に対して15回など、アウェイチームは攻守においてほぼ全てのスタッツで相手を下回った。

 その結果、アーセナルはアウェイで2-0の敗戦。まさかの連敗を喫してしまったことで、トッテナムに抜かれ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に後退することとなってしまった。

 一体なぜアーセナルは低調なパフォーマンスに終わってしまったのだろうか。

1 2 3 4

KANZENからのお知らせ

scroll top