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サッカーU-21日本代表が白星発進。苦しみながらもU-23UAE代表を下す【AFC U-23アジアカップ】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



鈴木唯人、細谷真大がゴール。鈴木彩艶がPKセーブ

【U-21日本 2-1 U-23UAE AFC U-23アジアカップ】

 AFC U-23アジアカップ・グループD第1節が3日に行われ、サッカーU-21日本代表はU-23UAE代表と対戦した。試合は2-1でU-21日本代表が勝利した。


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 2024年パリ五輪を目指すU-21日本代表は、1つ年代が上のU-23UAE代表と対戦。白星発進を飾りたいところだが、前半は簡単な展開にならなかった。

 序盤からUAEのプレスに手を焼いた日本は、押し込まれる時間が続く。ただ、チェイス・アンリら守備陣が踏ん張り、決定的なシーンまではつくられていない。

 その後、やや盛り返した日本は敵陣に侵入する場面も増えたが、まだチームの成熟度が低いためか、全体的に選手同士の距離感がいまいち。UAEの守備を崩すような攻撃はみられず、厚みもなかった。

 前半を0-0で終えたあと、後半に入ってもどちらも決定機はつくれない展開が続く。それでも61分に日本が1つのチャンスを活かした。内野貴史が右サイドの低い位置からクロスを入れると、相手のミスもあってボールはゴール前へ。鈴木唯人が受けるとDFを1人かわして冷静にゴールを決めた。

 しかしその直後、今度は日本に隙が生まれてしまう。UAEが自陣からのリスタートで前線にロングボールを蹴ると、ヤセル・アルブルーシに抜け出されてそのままゴールを許した。

 72分には大ピンチ。相手のクロスがチェイス・アンリの腕に当たってしまいPKを与えてしまう。それでも、GK鈴木彩艶が見事に止めて、逆転弾は許さなかった。

 ピンチのあとにチャンスあり。日本は76分、藤尾翔太のクロスに細谷真大が力強いヘディングシュートで合わせて豪快にゴールネットを揺らした。

 勝ち越しに成功した日本は、再び隙を見せることはなく2-1で勝利。大事な初戦で勝ち点3を手にした。

 日本は6日にサウジアラビアと、9日にタジキスタンと対戦する。

【得点者】
61分 1-0 鈴木唯人(U-21日本)
63分 1-1 ヤセル・アルブルーシ(U-23UAE)
76分 2-1 細谷真大(U-21日本)

【了】

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