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セザール・サンパイオ
【写真:舩木渉】



ブラジル代表の記者会見にJリーグのレジェンドが登場

 キリンチャレンジカップ2022が6日に行われ、サッカー日本代表とブラジル代表が国立競技場で激突する。



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 試合に先立って5日には前日記者会見が催され、ブラジル代表はチッチ監督とセザール・サンパイオコーチが登壇した。

 FIFAランキングでトップに立つチームを率いる指揮官は、独特のオーラをまとって熱っぽく日本戦の重要性を説いた。

「ワールドカップほどの重要性はないにせよ、ワールドカップにふさわしい2チームが対戦すると捉えているし、私の記憶の中では2018年のワールドカップで我々がメキシコに勝利した後、日本はベルギーとラウンド16で当たった。そこで私が見た時は日本が2-0で勝っていた。もしあの結果(のまま)になっていたら、次の試合(準々決勝)では日本とブラジルが対戦するはずだった。何が言いたいかというと、日本とブラジルはワールドカップで対戦レベルの2チームであるということだ」

 親善試合だが、チッチ監督に油断は一切ない。FWネイマールやFWヴィニシウス・ジュニオールら現状のベストメンバーと言える11人をピッチに送り出すことが濃厚で、「もちろん我々はきちんと日本の動画を見て分析している。我々にはそのための専門スタッフがいる」と語る。

 スカウティングの要を担っているのが、アシスタントコーチを務めているセザール・サンパイオだ。

 かつて横浜フリューゲルスや柏レイソル、サンフレッチェ広島でもプレーしたJリーグのレジェンドはチッチ監督から話を振られると、「まずワールドカップの出場を決めた日本代表の森保(一)監督に対して賞賛を贈る。おめでとうございますと申し上げたい」と述べた後、日本についての分析や警戒する選手の特徴を次々に挙げていった。

「私が分析している日本代表は非常にバランスが取れたチームだ。特にディフェンスが非常に強固でバランスが取れている。ここで名前を挙げるとしたら吉田(麻也)や長友(佑都)、遠藤(航)だろう。遠藤はとてもポジショニングがいいと分析している。

さらに前線も非常にクリエイティブな選手が揃っていて、とりわけ南野(拓実)や伊東(純也)の名前を挙げたい。南野はテクニックレベルの高い選手で、伊東は1対1が強くてスピードがある選手だと見ている」

 セザール・サンパイオは「明日は非常に素晴らしい試合になる。お互いテクニックを駆使して勝利を目指す、非常に似た特徴を持つ2つのチームだと思う。おそらくこの試合を見た人々は、みんな幸せな気分になるだろう」と日本戦を心待ちにしているようだった。

 ブラジル代表にとってアジア遠征最後の試合になるが、勝利に向けて妥協は一切ない。もともとブラジル代表の記者会見は公式練習の前に予定されていたが、チッチ監督が「私は練習に非常に集中してしまうので、まずそれを優先したかった」と開始時間を急きょ練習後に変更するなど、チームの準備に全てを注げる体制を整えた。

 報道陣向けに公開された4日の練習でも、チッチ監督自らが大きな声を張り上げて攻守両面の戦術やセットプレー時の立ち位置などを細かく確認する様子が見られた。南米屈指の名将はネイマールら世界的なスター選手たちからも慕われており、チームの一体感や信頼関係は非常に強い。

 韓国代表を5-1で粉砕したブラジル代表が、国立競技場のピッチでどんなパフォーマンスを披露してくれるか楽しみだ。

<ブラジル代表の日本代表戦予想スタメン>

▽GK
アリソン

▽DF
ダニ・アウヴェス(※エデル・ミリトン)
マルキーニョス
チアゴ・シウバ(※エデル・ミリトン)
ギリェルミ・アラナ

▽MF
カゼミーロ
フレッジ
ラフィーニャ
ヴィニシウス・ジュニオール

▽FW
ルーカス・パケタ
ネイマール

※ダニ・アウヴェスとチアゴ・シウバのコンディションしだいでエデル・ミリトンを先発起用の可能性

(取材・文:舩木渉)

【了】

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