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ガーナ代表監督は何者? サッカー日本代表と対戦、不調のチームを立て直してW杯に導いた若き指揮官のキャリアとは【キリンカップサッカー2022】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ガーナ代表監督とは?

 サッカー日本代表は10日、キリンカップサッカー2022でガーナ代表と対戦する。



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 オットー・アッドは今年2月にガーナ代表の監督に就任した。指揮官としてのキャリアを歩み始める前は、選手としても活躍。ドイツ生まれではあったが、ガーナ代表としてプレーすることを選択し、ブンデスリーガのハノーファー96やボルシア・ドルトムント、マインツなどのチームを渡り歩き、2008年7月に引退した。

 現役を退いた後はハンブルガーSVのU-19を5年間指揮し、2013年12月にはガーナ代表のチーフスカウトを務める形で母国へと戻ることとなった。その後も、様々なチームでアシスタントコーチやスカウトなどを経験すると、2020年12月に古巣ドルトムントのアシスタントコーチに就任。エディン・テルジッチ監督の右腕としてチームを支えた。

 2021年6月にテルジッチ監督の契約が満了を迎えると、アッドはドルトムントのトレーナースカウトに就任し、その3ヶ月後には二足のわらじを履く形で、ガーナ代表のアシスタントコーチへの就任も決まった。

 ガーナ代表はFIFAカタールワールドカップ・アフリカ最終予選進出を決めるも、2022年1月に行われたアフリカネイションズカップ2021では、1分2敗でまさかのグループリーグ敗退を喫する。これに伴い、ガーナサッカー協会(GFA)はロバン・ライェバツ監督を解任し、アッドが暫定監督に就いた。

 アフリカ最終予選でナイジェリア代表と対戦すると、アウェイゴール差で見事ガーナ代表を2大会ぶり3度目のワールドカップ出場へと導いた。また、ドルトムントはアッドがガーナ代表監督としてFIFAカタールワールドカップへ参加することを承認した。

 オットー・アッド率いるガーナ代表は、6月からアフリカネイションズカップ2023予選を戦っており、2節終了時点での成績は1勝1分。果たしてガーナ代表は日本代表相手にどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

【了】

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