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チェルシー、最高の補強は? 21世紀ベスト移籍ランキング1〜5位。ブルーズを頂点へ導いたスターたち

シリーズ:21世紀ベスト移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

2位:エデン・アザール

アザール
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年1月7日
移籍金:3500万ユーロ(約50億円)
在籍期間:12年夏~19年夏
リーグ戦成績:244試合85得点61アシスト

 2位はベルギー代表のエデン・アザール。間違いなく2010年代のチェルシーを、そしてプレミアリーグを大いに盛り上げたアタッカーの一人だった。

 フランス1部のリールで年間20得点18アシストと驚異的な数字を残したアザールがチェルシーへ移籍したのは2012年、21歳の時。3500万ユーロ(約50億円)前後とされた移籍金は、その後の活躍を考えれば明らかに“お買い得”だった。

 加入1年目から期待を上回るパフォーマンスを見せ続けたアザールがイングランドで頂点を極めたのは2014/15シーズン。この年からチェルシーの背番号10を背負うと、チームを5年ぶりのリーグ優勝に導く最大の立役者となり、国内のあらゆる個人賞も独占した。

『transfermarkt』の評価によればピーク時の市場価値は実に1億5000万ユーロ(約214億円)。2019年に移籍したレアル・マドリードでは予想外の苦戦を強いられることになったが、チェルシーでの輝きが色褪せることはない。

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