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【写真提供:JFA】



中国代表、近年の戦いぶりは?

 サッカー日本代表は24日、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会の第2戦で中国代表と対戦する。



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 近年の中国代表は低迷が続いている。カタールワールドカップのアジア予選でも大苦戦を強いられ、2002年日韓ワールドカップ以来20年ぶりの本大会出場を逃す結末となった。

 アジア2次予選から登場した中国代表は、グループAでシリア代表に次いで2位に。各組1位が自動的に最終予選進出となるレギュレーションのため、他のグループの2位の国との争いになったが、そこでは1位に。6勝1分1敗と好成績を残していたことが救いとなり、次のラウンドへ駒を進めた。

 しかし、最終予選は厳しい戦いとなる。初戦でオーストラリア代表に0-3の完敗を喫すると、続く日本代表戦も0-1で落とし、連敗スタートに。3戦目でベトナム代表に3-2と薄氷の初勝利を手にしたが、結局勝てたのはその1試合だけだった。

 昨年10月にサウジアラビア代表に敗れ、同11月はオマーン代表とオーストラリア代表に引き分け。6試合を終えて1勝2分3敗とワールドカップ本大会がかなり厳しくなった段階で、リ・ティエ監督が解任される。

 後任には武漢FCで監督を務めていた中国サッカー界のレジェンド、リ・シャオペンが就任。しかし、就任初戦となった今年1月の日本代表戦を0-2で落とすと、ホーム扱いの対戦時には勝っていたベトナム代表に敵地で1-3の敗戦。

 その後もリ・シャオペン体制では1つも勝つことができず、1勝3分6敗という惨憺たる成績でワールドカップ予選敗退となった。

 ただ、中国代表には同情の余地もある。同国政府による厳しい新型コロナウイルス対策の影響で常に長期間の合宿生活を強いられるアジア最終予選となってしまった。帰国した際に長期間の厳格な隔離措置があるため、国際Aマッチウィークのたびに中国を出たり入ったりすることができなかったのである。

 中国代表が活動している間は、公平を期すために国内リーグも中断に。代表選手たちは終わりの見えない国外での合宿生活を強いられ、結局ホームでは一度も試合をすることができなかった。

 長期間にわたってリーグ戦が行われなかった影響で、変則的な開催となった中国超級リーグの2021シーズンは年明けまで続き、ほとんどオフがないまま再び代表合宿へ。3月も新シーズンが開幕していない状態でワールドカップ予選に臨まねばならず、肉体的にも精神的にも苦戦するのは明らかな状況だった。

 今回のE-1サッカー選手権でも本来の「A代表」を組めていない。チームのほとんどを占めるのは国内リーグでの実績すら乏しい23歳以下の選手たちで、当然帰化したブラジル出身選手たちは招集されていない。24歳以上の選手は2人しかおらず、指揮を執るのはU-23代表の監督を務めていたアレクサンダル・ヤンコヴィッチだ。

 なお、U-23中国代表は、昨年行われたAFC U-23アジアカップ予選を棄権したため、今年6月にウズベキスタンで開催された本大会にも出場できなかった。E-1サッカー選手権の初戦では韓国代表に圧倒的な力の差を見せつけられて0-3というスコア以上の大敗を喫した。明らかに準備も経験も足りていない状態で、第2戦以降にヤンコヴィッチ監督がどのような手腕を発揮するか注目だ。

【了】

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