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日本代表 2年前

なぜ呼ばれない? サッカー日本代表、非招集のJリーグ組5人。鹿島アントラーズの実力者、期待の高卒ルーキーや遅咲きの中堅も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:鈴木雄斗(ジュビロ磐田)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年12月7日(28歳)
最終招集:未招集
2022リーグ戦成績:19試合5得点4アシスト

 残留争いで苦しい位置にいるジュビロ磐田にとって、希望となっているのが鈴木雄斗の活躍である。昨季は両ウイングバックに留まらず、3バックの一角でもプレーする万能性と、8得点6アシストというアタッキングサードにおける強さで磐田のJ2優勝に貢献。今季は右ウイングバックを主戦場に、5得点4アシストを記録している。

 数字が表す通り、ゴール前における決定力の高さは突出している。サイドを上下動するダイナミックさが売りで、逆サイドからのクロスに飛び込んでいくタイミングは絶妙。浦和レッズ戦で見せたゴールのように、力強いヘディングも持ち味だ。

 柏レイソルと横浜F・マリノスの育成組織出身だが、トップチームには上がれず、プロキャリア最初の5シーズンはJ2でプレーしたたたき上げ。川崎フロンターレ、ガンバ大阪ではJ1の壁にぶつかったが、今季はそれを軽々超える活躍を見せている。同い年の山根視来が常連メンバーとなった右サイドバックの刺客として推薦したい存在だ。

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