無駄遣いは? バルセロナの補強診断。過去5年の獲得選手を5段階でチェック。多すぎる失敗。近年で成功した補強とは?

2022年08月05日(Fri)6時00分配信

シリーズ:過去5年の補強診断
text by 編集部 photo Getty Images
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D評価(やや期待外れに終わった補強)


【写真:Getty Images】


GK:ネト(元ブラジル代表)
生年月日:1989年7月19日
加入年:2019年夏
移籍金:2600万ユーロ(約31.2億円)
通算成績:21試合20失点

 ヤスパー・シレッセンと入れ替わる形で加入したネトに、バルセロナは2600万ユーロ(約31.2億円)もの移籍金を費やした。しかし、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの控えとなった同選手は、カップ戦でも出場機会を得られず、ピッチに立ったのは在籍3シーズンで21試合に留まっている。

FW:ジェラール・デウロフェウ(元スペイン代表)
生年月日:1994年3月13日
加入年:2017年夏
移籍金:1200万ユーロ(約14.4億円)
通算成績:23試合2得点2アシスト

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のジェラール・デウロフェウは、2011年にトップチームデビューするも定着できず。2013年夏にエバートンへ完全移籍したが、同クラブやレンタルで加入したACミランでの活躍により、2017夏にバルセロナへ復帰を果たした。しかし、同時期にウスマン・デンベレやフィリペ・コウチーニョらが加入したため出番が限られ、2018年冬にワトフォードへレンタルに出されてしまった。

DF:ジェリー・ミナ(コロンビア代表)
生年月日:1994年9月23日
加入年:2018年冬
移籍金:1240万ユーロ(約14.9億円)
通算成績:6試合0得点1アシスト

 2018年1月にパルメイラスから移籍金1240万ユーロ(約14.9億円)でやってきたのが、ジェリー・ミナだ。同選手の公式戦出場は6試合だけだったが、同年に行われたロシアW杯で評価を高め、2018年8月に移籍金3025万ユーロ(約36.3億円)でエバートンへ移籍。在籍期間は約7ヵ月と短く、ほとんどプレーしていないが、バルセロナに約21.4億円の利益をもたらした。

MF:アルトゥール(ブラジル代表)
生年月日:1996年8月12日
加入年:2018年夏
移籍金:3100万ユーロ(約37.2億円)
通算成績:72試合4得点6アシスト

 加入当初はバルセロナのレジェンド、シャビ・エルナンデスの後継者として期待されていた。しかし、イヴァン・ラキティッチやフレンキー・デ・ヨングの加入もあり、スタメンに定着できず。活躍の場が限られたアルトゥールは、2020年にユベントスへ移籍している。

DF:ジュニオール・フィルポ(ドミニカ共和国)
生年月日:1996年8月22日
加入年:2019年夏
移籍金:2000万ユーロ(約24億円)
通算成績:41試合2得点3アシスト

 ジュニオール・フィルポは2019年夏に、ジョルディ・アルバの控えとしてレアル・ベティスから移籍金2000万ユーロ(約24億円)で加入した。2020年1月に恩師であるキケ・セティエン監督が就任したことで、一時は出場機会を増やしたが、20/21シーズンにロナルド・クーマン監督が就任以降は、再びジョルディ・アルバの控えに。出番が限られた同選手は、2021年夏にリーズへ移籍した。

FW:マルティン・ブライトバイテ(デンマーク代表)
生年月日:1991年6月5日
加入年:2020年冬
移籍金:1800万ユーロ(約21.6億円)
通算成績:58試合10得点5アシスト

 19/20シーズンのウスマン・デンベレの長期離脱により、代役として獲得したのがマルティン・ブライトバイテだ。加入当初はCFやLWで出場機会を得ていたが、2021年8月に膝を負傷して以降は、出番が大幅に減少。今夏の放出候補とみられているが、果たしてどこへ向かうのか。

FW:フランシスコ・トリンコン(ポルトガル代表)
生年月日:1999年12月29日
加入年:2020年夏
移籍金:3100万ユーロ(約37.2億円)
通算成績:42試合3得点2アシスト

 ポルトガルで評価を高めたフランシスコ・トリンコンは、2020夏にバルセロナへ加入した。しかし、20/21シーズンは公式戦42試合に出場するも、ほとんどが途中出場。定位置を確保できず、昨季はウォルバーハンプトン、今季はスポルティングCPへレンタル移籍に出されている。

DF:エリック・ガルシア(スペイン代表)
生年月日:2001年1月9日
加入年:2021年夏
移籍金:フリー
通算成績:36試合0得点0アシスト

 ラ・マシアが生んだ宝石、エリック・ガルシアは2021年にマンチェスター・シティから4年ぶりに復帰。ユーロ2020や東京五輪で活躍した同選手には、大きな期待が寄せられていた。しかし、イージーミスや2度の退場処分を受けるなど、シーズンを通して低調なパフォーマンスに終始。周囲の期待に応える活躍をみせることが出来なかった。

FW:アダマ・トラオレ(スペイン代表)
生年月日:1996年1月25日
加入年:2022冬
移籍金:レンタル
通算成績:21試合1得点4アシスト

 プレミアリーグで評価を高め、2022年冬に約6年半ぶりにバルセロナへレンタル移籍で復帰。加入当初は先発出場もあったが、ウスマン・デンベレが復調したこともあり、終盤戦はほとんどが途中出場となっていた。この移籍には、3000万(約36億円)での買取オプションが付いていたが、バルセロナは行使せず。シーズン終了後にウォルバーハンプトンへ復帰となった。

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